塙賢三

塙賢三

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塙賢三(HANAWA Kenzo)作品一覧
茨城県出身：1916-1986

塙賢三略歴詳細

1916年	3月31日現在の茨城県土浦市に生まれる。生家は菓子の製造卸し商を営み、父は菓子職人であった。
1929年	土浦尋常高等小学校を卒業し家業を手伝う。
1932年	上京して電器店の店員となり東京電機大学の夜学に通って電機工学を学ぶ。
1937年	帰郷して郷里に塙電業社を興す。
1943年	藤島武二に師事した洋画家福田義之助を知り、アトリエに出入りして油絵を学ぶ。
1944年	第1回日本アンデパンダン展に「日の出る街」「森」で初入選。
1945年	「初秋の丘」で白日展に初入選。
1946年	再建された第31回二科展に「水郷風景(A)」などを出品し初入選。以後毎年出品する。
1949年	第34回二科展に「ふるさと」「希望」を出品して岡田賞を受け、家業を廃して画業に専念する。
1950年	同展に「埋葬」ほかを出品して二科会創立35周年記念賞受賞。
1953年	二科会会友となる。
1954年	銀座の数奇屋橋公園の路上で作品を展観するロード展を伊賀勇高らと始める。
1958年	北海道から九州への日本縦断路傍展を敢行。夏に渡米する。
1959年	ニューヨークで個展を開催。ヨーロッパ、エジプト、中近東を経て帰国する。
1962年	二科会会員となる。
1968年	第53回二科展に「語らい」「球に乗った道化」を出品して会員努力賞受賞。
1970年	春、渡仏しスペイン、モロッコなどを巡遊して制作する。
1979年	二科会評議員となる。
1986年	5月末同会理事に推挙される。7月25日逝去。享年70歳。
備考
1988年	東京銀座松屋で塙賢三遺作展が開かれ、画集『道化に生きる』を刊行。