清原啓一

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清原啓一(KIYOHARA Keiichi)作品一覧
富山県出身:1927-2008

清原啓一 略歴詳細
備考

1927年 6月27日富山県砺波市中野の農家に生まれる。
1945年 入学した富山師範学校で曾根末次郎に絵を学び、画家を志すようになる。
1949年 第2回富山県観光美術展で棟方志功に推されてキレイ堂賞を受賞。
1950年 上京し明治大学政経学部3年に編入。
1952年 明治大学政経学部卒業。「椅子による女」で日展初入選を果たし、中学校教諭をしながら制作を続ける。この頃から光風会等で活躍していた伊藤四郎の紹介で、“山羊の画家”とも呼ばれていた帝国芸術院会員の辻永に師事する。
1954年 第10回日展で「鶏」が入選。以後鶏は生涯の画題となり“鶏の画家”として知られるようになる。
1959年 第2回新日展で「群鶏」が特賞となる。
1964年 第50回記念光風会展で「鶏」が会員賞受賞。井上和、梅津五郎、菅沼金六、高島常雄、寺島龍一、松木重雄ら日展洋画部会員とともに七人会展を開催、84年の第21回最終展まで出品する(後に浮田克躬、村田省蔵も参加)。ヨーロッパ、エジプトなどを巡る約10ヶ月の旅に出る。
1968年 肝臓を患い約10ヶ月の療養生活を送る。
1969年 第55回記念光風会展に「鶏」を出品、光風会審査員となる。
1973年 光風会評議員。河口湖畔にアトリエを構える。
1974年 第60回記念光風会展に「小さな争い」を出品し第60回記念特別賞を受賞。
1975年 日展審査員推挙。
1978年 第64回光風会展に「鼎立」を出品し辻永記念賞を受賞。
1986年 日展評議員となる。
1988年 光風会理事。
1991年 郷里の剱岳に泊まり込みで一週間の取材を敢行し連作に取り組む。
1994年 日展内閣総理大臣賞。富山県功労表彰。個展「清原啓一展 -画業50年の歩み-」(富山県民会館美術館)。
1999年 個展「清原啓一展 -画業55年記念-」(高岡大和)。
2002年 光風会常務理事、日展理事。前年の日展出品作「花園の遊鶏」で第58回日本芸術院賞・恩賜賞を受賞、同会員となる。
2003年 日展常務理事。
2004年 個展「清原啓一洋画展 -日本芸術院会員就任記念-」(高岡大和)。
2007年 旭日中綬章受章。個展「淸原啓一 -遊鶏の賦-」(渋谷区立松涛美術館)。
2008年 日展顧問。同年富山県立近代美術館で「淸原啓一回顧展 新花鳥画への道程」が開催される。10月11日逝去。享年81歳。
2010年 砺波市美術館にて遺作展が開催される。
清原啓一

清原啓一「薔薇」油彩0号

清原啓一「薔薇」油彩

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