南桂子

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南桂子(Keiko MINAMI)作品一覧
富山県出身：1911-2004

南桂子略歴詳細

1911年	2月12日富山県射水郡下関村（現高岡市中川）の地主の家に三女として生まれる。
1924年	富山県立高岡高等女学校（現富山県立高岡西高校）に入学。
1928年	高岡高等女学校を卒業。富山では一度目の結婚を行って子供を儲けた。
1945年	34歳の時に長男とともに上京。佐多稲子の紹介で作家の壺井栄に童話を、洋画家の森芳雄に油絵を学んだ。
1949年	第13回自由美術展に油彩画「抒情詩」を出品し、森芳雄のアトリエで後に夫となる版画家の浜口陽三と出会った。
1954年	フランス・パリに渡り、浜口陽三と暮らした。40歳を過ぎてから銅版画の世界に入り、ジョニー・フリードランデル版画研究所でアクアチントを学ぶ。
1955年	自由美術家協会会員に推される。
1956年	フランス文部省がアンデパンダン展に出品した「風景」を買い上げる。
1957年	ニューヨーク近代美術館(MoMA)のクリスマスカードに「羊飼いの少女」が採用される。
1958年	ユニセフによるグリーティングカードに「平和の木」が採用、200万枚以上が発行され、2度増刷されている。
1960年	日動画廊にて「南ケイ子展」を開催。
1961年	神奈川県立近代美術館にて「フリードランデル・浜口陽三・南桂子版画展」を開催。この年から1981年まではパリの画廊と専属契約を交わす。
1964年	ユニセフの1966年版カレンダーに「子供と花束と犬」が採用される。
1970年	同年出版の谷川俊太郎の詩集『うつむく青年』にペン画による挿絵や装画を手がける。谷川は「銅のフェティシズム南桂子さんに」という詩を詠んでいる。
1981年	パリからアメリカ合衆国のサンフランシスコに移り住む。
1982年	帝国ホテルの全客室に南桂子の銅版画が飾られる。
1984年	日本版画協会名誉会員に推挙。
1990年	高岡市美術館にて「南桂子展銅版画にみるメルヘンの世界」を開催。
1996年	日本に帰国。
1998年	浜口陽三の作品を常設展示する「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」が開館し、南桂子の作品の所蔵も行っている。
2000年	夫の浜口陽三が死去。
2001年	高岡市美術館にて「南桂子・宮脇愛子展」を開催。
2003年	練馬区立美術館にて「浜口陽三・南桂子詩との出会い」を開催。
2004年	12月1日心筋梗塞により東京都内港区の病院で逝去。享年93歳。